イヤな汗染みの原因と対策
衣類の腋にあたる部分に色がつき「シミ」になると、お気に入りの洋服が着れなくなったり、学校・会社が制服の場合には汗やニオイ以上に衣類の「黄ばみ」で悩む人は多いです。
汗染み・黄ばみの原因
汗染み・黄ばみの原因として考えられることは、腋のアポクリン腺からの分泌が考えられます。アポクリン腺からは、脂質、脂肪酸、たんぱく質、糖質、ステロイドなどの成分が分泌されそれがワキガ臭となりますが、その中に「リポフスチン」という色素も入っているのです。ワキガの程度が強くなると、この色素成分も多く分泌されることになり、衣類の腋にあたる部分に「黄ばみ」をつくります。この色素による色のつきかたには個性があり、人種によっても異なります。欧米人や黒人などでは、白い下着が「真っ黒」になることもあり、時には蛍光を発することもあります。日本人の場合には、茶褐色から薄い黄色のことが多いようです。
3つの汗染み対策
汗染み対策で考えられるアイテムは、Tシャツやインナー、スプレー等、洗濯です。
汗染み対策のひとつとして考えられるのはインナーなどのシャツがあります。いまでは様々な制汗シャツがあります。汗染み防止Tシャツ、シャツなどで対策することもひとつです。
現代の日本では消臭ブーム?なのか様々な消臭スプレーが販売されています。それは日ごろ足を運んでいるスーパー、デパートをはじめ薬局などでも目にしていると思います。
対策のひとつとして一番実行されていると考えられるのが洗濯です。しかしながら汗染みなどを落としたいがためについつい強力な洗剤などを使用し色物・色柄物の洋服が色落ち、色抜けしてしまったり色あせしてしまったり、色うつりしてしまったりすることがあります。
黄ばみなどの原因は、洋服にしみ込んだ汗です。シャツなどについた汗の汚れは、洗濯機で洗剤を入れてしっかりと洗ったとしても、完璧に落とすことはできません。通常の白い洋服の黄ばみに利用するコツのひとつとして食器用洗剤、酸素系漂白剤、重曹などを襟や袖、脇といった気になる部分に塗り、軽くもみ込むように洗います。45度くらいのお湯に酸素系漂白剤を溶かし、その中にシャツを入れ、1時間ほど漬け置きしておきましょう。
汗染みの取り方・落とし方
汗染み対策のひとつとして洗濯を述べましたが、ここでは汗染みの取り方・落とし方についてご紹介します。率直に述べますと取り方・落とし方については大きく2つに分けられ、クリーニングに出すか自分で洗濯するかになるとおもいます。
クリーニングに出す
ある染み抜き専門店では漂白剤を使用しますが色物などは漬け込みむような処置をすると色落ちしてしまうためスピード染み抜きにより頑固な黄ばみなどの染み抜きをしているようです。料金は洋服の種類(ワイシャツ、ポロシャツ、Tシャツ、ジャケット、防止、スーツ、ブラウス、ウールニットワンピース、ノースリーブニット、、コートなど)にもより変動しますが約2,000円〜11,000円の料金幅です。
例:シルクブラウス=3,000円程度
自分で洗濯する
まず初めに確認することは洗濯する衣料の絵表示を確認し、衣料にあった漂白剤をお使いください。
白物衣類
塩素系漂白剤は綿・麻・ポリエステルの白物専用と考えて、他の衣料とは別に使います。なかなか取れないシミや黄ばみ・黒ズミなどに効果を発揮します。
色柄物衣類
酸素系の漂白剤がおすすめです。お洗たくの時にいつもの洗剤と一緒に使うとより効果的です。
汗染み・黄ばみの取り方としてのポイント
薄手の衣類に関しては「移し取る」。
厚手の衣類やニットは「つまみ取る」です。
取り方・落とし方については3段階の方法があります。
使用するもの
タオル、ガーゼ、ハブラシ、綿棒など
- 乾いたタオルを敷 いた上に、シミのついた側がタオルに接するように衣料を置く
- 水をつけた、歯ブラシなどで、シミの周辺から 中心に向かってたたき、下のタオルにシミを移す
- 最後に乾いたタオ ルで水分をよく取り、自然乾燥させる
ポイント1作業でシミがとれなかった場合の作業
- シミが取れたら水ですすぐ(流水ですすがないでください)
- 回りが輪ジミにならないように境目をぼかす
- 最後に乾いたタオルで水分をよく取り、自然乾燥させる
ポイント1、2作業でシミがとれなかった場合の作業
時々、つけおきの様子を見るようにし、最後は、水でよくすすぎます。
汗染み防止アイテム
現在、汗染み防止アイテムとして、パンツ、シャツ、ポロシャツや汗染み防止加工品などが数多く販売されています。また汗染み防止アイテム以外の衣類を着ても事前に制汗スプレーなどの対処をしておくことも大事です。
おすすめの汗染み防止アイテム
上で紹介した汗染み防止アイテムがありますが、ここでは制汗スプレーのほかにおすすめな制汗クリームをご紹介します。汗染みになる前に汗をかき難い対策をしておくことも大事です。
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